ちょい投げ釣り プロフィール

釣りをしたいと言ったら父親は驚いた・・・・なぜなら

はじめまして、当ブログ管理者
「海道拓海」(かいどうたくみ)です。

当ブログでは主に防波堤、護岸からの【釣り】に関して
以下のようなことを話しているのでご覧ください。

・釣果だけを求めるな!!【釣り】が人生を変えるキッカケになる
・無駄な道具はいらない。自分らしい【釣り】で楽しむ方法
・業界のパフォーマンスに惑わされない【セルフフィッシングスタイル】を持とう
・【魚が釣れない理由】は実はとっても簡単な理由だった
・損をしない釣具の見極め方
・釣りで損をする人、ケガや竿を折る人の特徴
・あなたのフィッシングパフォーマンスを飛躍させる方法
・釣りをビジネスに活かして収入を上げる方法

上記以外にも僕が「釣り」を通じて気が付いたことや
パフォーマンスが向上した結果などを話していきます。

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僕が【釣り】と出会ったキッカケ

まだ梅雨のジメジメ感が残る良く晴れたあの日
中学生の僕は近所の友人と初めて「釣り」に行く約束をしていた。

それは、たわいもない会話から…
「今度の日曜日に釣りに行かない?」

「「釣り」という誘いに
僕はあまり良いイメージが無かった。

それまで「釣り」と言えば小学生の頃
家族と行った「ザリガニ釣り」または、
父親の「釣れない釣り」に付き合わされて
河川敷の釣りしか経験が無く
釣りに面白さを感じていなかった。

そんな僕が友人から「釣り」に誘われた。
もちろん僕は釣りの知識などない。
あるのは「釣り」は面白くないという経験だけだ。

普通なら興味のない「誘い」なわけだから
断れば良いものの

「日曜日はどうせ暇だし
ちょっと見学がてら釣りに行ってみるか」
という心の声に反応して「釣りの誘い」を承諾したのだ。

人生を変えた釣行前日

確か以前に父が使っていた竿があったよな

「ね~父さん。釣竿ってまだ使える?確か家に釣竿あったよね」

「釣竿?拓海(僕のこと)釣りに行くのか?」

「うん。見学がてらちょっとだけ」

「竿があれば釣りできるかなって」

「そっか、最近は父さん釣りしてないから
道具は倉庫に眠っているよ」

僕は倉庫を探り、使えるかどうかわからない
「竿とリール」を発見して持っていくことにした。

人生を変えた釣行当日

どこで釣りをするのかも知らされていない僕は
集合場所に予定通りついた。

友人も僕と同じ時刻に集合場所に来て
早速、自転車で釣り場へ向かう。

到着したのは自宅から30分ほどの小さな護岸。

この護岸は「ハゼ」がたくさん釣れるらしい。

そう。この護岸に来て
初めて何を釣るのかわかったのです。

もともと「釣りは釣れないもの」と思っているので
何が釣れるかは僕にとっては関係ないですけどね。

今日は見学がてら暇つぶしだし。

飽きたら1人で帰ろうと思っているくらいですから。
(ハゼがどんな魚かもわかっていません)

手慣れた感じでチャチャっと
準備をすませた友人は
早速「ハゼ釣り」開始。

「釣り吉三平」のような竿(のべ竿)に
浮きと針、ミミズ(餌)をつけた
簡単な仕掛け
浮きが沈むのをひたすら待つ。
まるで漫画のような光景です。

「どうせ、釣れないだろう浮きなんて沈むわけない」

僕の頭には、父に付き合わされて行った
河川敷の釣りが脳裏に浮かんでいました。

ところが僕の思いを簡単にくつがえす光景が
目に飛び込んで来たのです

そう。それは一瞬の出来事でした

釣り開始から10分経っていなかったと記憶しているのですが
本来はわずか5分くらいかもしれません。
浮きが沈んだのです。

そして、その瞬間!!

「シュパッ」と竿を上げた友人の釣り針についていたのは魚!!

僕は一瞬、何が起きたかわからいまま放心状態

「拓海、釣れたよ。ほら、ハゼ」

友人の言葉が僕を現実へ戻しました。

「すげーっ!!まじで釣れた」
僕が釣ったわけではないのに
ハゼを釣った友人を見て凄く感動をしました。

次から次へとハゼを釣る友人を見ている僕は、
友人がハゼを釣り上げる姿を見ているだけで充分楽しかった。

僕には釣りなどできるはずが無いと思っていたし
そもそも釣りに興味が無いわけで
今日は見学がてら暇つぶしだし…

1人で帰ろうと思っていた僕の気持ちは
すでに打ち消され
「釣りって楽しいかも」という気持ちが芽生え始めた瞬間だった。

僕は、友人と釣りに行った時のことを父に話した。
それまであまり父とは会話がなかったのですが
「友人との釣り」をキッカケに
父と一緒に釣りへ行くようになりました。
(もともと父は釣りが好きだったようです)

今でも、僕は時間が合えば父と釣りへ行く仲です。

あれほど興味が無かった釣りに興味が沸いて
今でも続けているのは
あの時行った「ハゼ釣り」があったからです。
キッカケは本当にわずかです。
でも、そのキッカケで何を感じて
どう行動するかは人それぞれ。

僕の話があなたの釣りライフを
向上させるキッカケとなれば幸いです。

海道拓海(かいどうたくみ)

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