近年、堤防、護岸の陸からタコを釣る手法が確立をされてタコ用の「エギ」やタコ用のロッド(竿)、リールも充実してきましたよね。タコを陸から狙う釣りは古くからあるのですが、昔のタコ仕掛けはなんせ、重い。テンヤと言われるタコテンヤにカニなどの疑似餌、または本物のワタリガニをつけて狙う釣りです。テンヤをタコ糸につけて釣っていた時代もありました。原始的ですよね。今はスマートに歩きながらタコの居る場所を探ってサクッと釣り上げる手法になっています。 初めてでも簡単に釣ることができるタコ釣りのコツを話していきますね
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堤防からタコが釣れる時期
まずはタコが釣れる時期についてです
いくら陸からでも簡単に釣れるタコと言ってもタコが居ない場所で釣りをしてもタコを釣ることはできません。(当たり前ですね)タコが釣れる場所で釣りをする。これが鉄則です。タコが釣れる場所については後程話しますが、陸から狙うタコは釣りやすい時期があります。堤防によっては1年中タコが釣れる場所があるようですが、タコ釣りの時期は早い時期で5月末から12月、遅くても1月くらいまでです。 陸タコ釣りがスタートするのは多くの場所で6月くらいからです。6月か秋くらいまでは型は小さめですが数を狙うことができるので、初めてタコ釣りをするのなら6月から秋くらいが良いですよ。寒くなると数は釣れなくなりますが型が大きくなります。僕が行く釣り場では2月に3㎏程の大型のタコが釣れているのを見たことがあります。冬のタコは大きいですがなかなか釣れませんから狙うのなら6月から秋まででしょうね。6月から秋まででしたらタコ釣りが初めてであっても、きっと1杯は釣ることができるでしょう。年によってタコがめちゃ岸に寄って来ることがありますよ。
堤防からタコが釣れる場所と時間
タコが釣れる時期になったらタコが釣れる場所であれば昼でも夜でもいつの時間でもタコを釣ることができます。タコは夜行性ですが明るい時間でもわりと動いています。タコが釣れる場所の特徴は、タコが隠れる場所があることです。タコが隠れる場所とは岩場の影や堤防の際(キワ)、堤防のつなぎ目(ケーソン)などです。船の下もタコがいる可能性が高い場所です。キャスト(投げる)ではボトム(底)に起伏があるポイントならタコが掛かる可能性があります。根掛かりが頻繁にある場所では仕掛けがいくらあっても足りないので、タコを狙うことはしないほうが良いです。根掛かりがほとんどなくてボトムが砂地で起伏があり、駆け上がりになっているポイントは、キャストして広い範囲を狙うことでタコが掛かる確率が上がります。1つのポイントで粘るのではなく、いろいろキャストをしたり動いたりしてポイントを変えながら探って行くのがタコの釣果を上げる方法です
堤防からタコを釣り上げるために必要な道具
タコを堤防から釣り上げるのに必要な道具は、タコが掛かっても折れない竿と切れないライン(糸)です。デカイと思ったら無理をせずにタモでとるのが安心ですが、基本的には抜き上げで獲れます。タコを抜き上げるためにはそれなりのタックル(竿とリール)が必要です。参考までに僕は、こんなセットの竿とリールでタコを狙っています。
60gくらいまで重さが耐えられるのであれば硬いルアーロッドでも良いですが、僕としてはタコを釣るのに高価なタックルは必要ないかなと思っています。堤防でのタコ釣りは強引で雑な釣りなので繊細なタックルだと万が一タックルに傷が入ってしまっては嫌じゃないですか。なので、堤防でのタコ釣りは安価なタックルで充分です。
そうそう、因みにリールに付けるラインは(糸)はPE4号です
まとめ
堤防でのタコ釣りに使うエギ(タコルアー)については次回の記事でお話ししますね。
いろいろなタコエギがありますが、僕がタコエギを使う場合はタコエギ2本を1セットにしてキャストして広範囲を狙います。最近流行りの「デビルクロー」も陸タコ釣りには有効なルアーですよ。では、次回の記事ではエギ(タコルアー)について詳しくお話しするので楽しみしていてくださいね。
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