釣り人の大半が選択している釣ったキスの鮮度を保ったまま持ち帰る方法

ちょい投げ釣り ポイント キス

釣ったキス(魚)をスカリに入れておいたら
帰るときすでに息絶えていた。

「なんか、魚の形が曲がっているし
硬直していて新鮮さがまったくない」

という経験はありませんか?

せっかく釣れた魚
できるだけ新鮮なままで
持ち帰りたいですよね?

保存方法を間違えるとせっかく釣った魚が
傷んでしまうんです。

例えば、バケツに海水を入れて
そのまま魚をぶっ込んでいませんか?

冬ならしばらくは平気ですが
夏ならばバケツの中の水は
あっという間に温水になりますよね。

ぬるま湯になるんですよ。

キスなどの小さな魚はすぐに息絶えます。

そして、ぬるま湯で息絶えた魚は
どうなりますか?

当然、傷みが発生しますし
細菌が増殖します。

想像するだけでヤバいですよね。

だから、

「スカリで活かしておこう」

と思ったのにいつの間にか
スカリに入れた魚も息絶えていた。

スカリでも海水温が上がっていると
小さな魚は息絶えます。

これでは新鮮なまま
持ち帰ることはできませんよね。

特にキスなど20cm以下の小さな魚は
早めに下処理をしておいたほうが
新鮮で安心して持ち帰ることができます。

小さな魚に限ってたくさん釣れますからね。

どうせなら釣った魚をきちんと保管して
釣りに専念したいです。

そんなわけで、
釣りに専念しながら釣れた魚を
安全に新鮮に保存する方法を紹介しますね。

ちなみに今日の話は
20cm以下の魚を持ち帰るときに
効果的な方法です。

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釣ったキス(魚)をすぐに締める方法

ほとんどの菌は温度で増殖します。

なので、釣り場で魚を保存するには
冷やすことで菌の繁殖を
おさえることできます。

どうすれば釣った魚を
冷やすことができるのか?

まず、20cm以下の小さな魚は
氷締めが効率良いです。

あらかじめ氷締め用の海水を作っておきます。

氷締め用の海水はとっても簡単にできますよ。

クーラーボックスに海水を入れて
氷を入れるだけです。

氷の替わりに水を入れて凍らせた
ペットボトルを数本入れるのも良いですよ。

とにかく海水を冷やすことです。

ここまで準備ができたら
あとは魚を釣るだけです。

釣った魚は
冷えた海水へバシバシ入れていきます。

氷締めです。

キスくらいの魚でしたらあっという間に
締まりますよ。

締まった魚をそのまま長い間
海水に漬けておくのはよくありませんよね。

水気を切ってフリーザーパックに入れます。

そして、別のクーラーボックスで
保存をしておきます。

もちろん、保存用のクーラーボックスは
保冷剤などでキンキンに冷やしてくださいね。

フリーザーパックに入れることで
丁度よい状態を保つことができますよ。

ここまでイメージできましたか?

ひと言でいうと、
20cm以下の魚であれば氷締めした後
フリーザーパックに入れて
キンキンに保存をしておけばオッケーです。

温度を制すれば安全に持ち帰ることができる

キスが釣れるたびに下処理をしていくのが
面倒だったんです。

しかも、時合いが来ていたら
下処理をしている時間がもったいなくて
魚を釣る方に専念したいですよね。

そこで、魚を釣りながら、

「釣った魚を
安全に保存する方法はないかな?」

といろいろ試しました。

その結果、キスのような20cm以下の魚は
氷締めが効率良く安全に持ち帰ることが
できました。

氷締めで重要なことは3つです。

1、直接氷を入れない

2、魚が締まったら
  フリーザーパックに入れて
  別のクーラーボックスで冷やしておく

3、何度もクーラーボックスを
  開け閉めしない

それぞれ説明をしていきますね。

僕の場合は氷締め用の海水を作るときに
直接氷を使いません。

水を入れて凍らせたペットボトルを使います。

答えは簡単です。

何度も使えるし節約できるからです。

キンキンに冷やした保冷剤も効果的ですよ。

締まった魚は水に漬けたままだと
ブヨブヨになりそうです。

なので、締まったらすぐに
フリーザーパックに入れて
別のクーラーで保存します。

別のクーラーは温度を保つために
開け閉めは最低限にしてくださいね。

こうすることで、
20cm以下の魚であれば
新鮮で安全に持ち帰ることができますよ。



釣り場で釣った魚の下処理がすぐできる

氷締めしたキスは釣り場で下処理できたら
帰ってから簡単に調理できますよね。

キスは鱗がたくさんあるので
下処理は釣り場でするのが良いですよ。

小さな包丁と鱗取りがあれば
簡単に下処理できます。



まとめ

いろいろ話してきたので
今日の話をまとめますね。

キスのような20cm以下の魚は
氷締めでサクサク締めていくのが良いです。
とにかく冷やすこと。

冷やすことで菌の繁殖を抑えて
新鮮さを保つことができます。

氷締めした魚はフリーザーパックに入れて
別保存することでことで丁度よい状態を
保つことができる。

釣り場で下処理できたら
自宅では簡単に調理できますよね。

下処理には
小さな包丁と鱗取りがあると便利ですよ。

さぁこれでもう、釣ったキスを
安全に持ち帰ることができますね。





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