シマノのリールレアニウムをオーバーホールして見た値段と結果

リールのオーバーホールとは、リールを分解して、ベアリング、ギアの1つ1つを丁寧に清掃して、必要であれば、部品を交換するなど、とっても大変な作業になります。1度自分でリールのオーバーホールをしようと、リールを分解したところ、元に戻せなくなり、それ以来リールをオーバーホールする際は、業者に頼んでいます。よっぽど、自信があれば自分でオーバーホールをできますが、リールのオーバーホールは業者に任せた方が楽です。業者というのは、メーカーであれば、ダイワやシマノ、個人業者であれば、ヤフオクなどで出品しているオーバーホール業者です。今回は、シマノのリール、レアニウムをヤフオクで出品している業者にオーバーホールを頼みましたので、その模様をお話します。

1 リールをオーバーホールする際の値段はどのくらい掛かるのか？
2 リールをオーバーホールする際の部品交換のポイント
3 リールをオーバーホールに出して完了するまでの時間
4 リールのオーバーホールは必要か必要では無いか？
5 シマノのリールレアニウムをオーバーホールして見た値段と結果まとめ

リールをオーバーホールする際の値段はどのくらい掛かるのか？

リールをオーバーホールする際の値段はどのくらい掛かるでしょうか？シマノやダイワ、ヤフオクなどでも価格が出ていますが、表示されている価格は、あくまでも「技術料金」です。技術料金とは、リールを分解する際の手間、ベアリング、ギアの状態を確認するための料金です。リール内部の簡単な清掃までは、技術料金の中に込みでしょう。しかし、オーバーホールに出す多くのリールは、自分では解決することができない異常がある時です。リールを分解して、ベアリング、ギアを見て終わり。ということは、まず、ありえません。ベリング、ギアの交換を求められるのが一般的です。よって、表示料金以外の価格が掛かることを頭に入れておいて下さいね。因みに、私が、レアニウムをオーバーホールした値段は、約6,500円掛かりました。あれ？技術料2,500円なのに、なぜ6,500円も掛かるの？思いましたよね。このカラクリをお話していきます。

リールをオーバーホールする際の部品交換のポイント

ヤフオク業者にオーバーホールを頼むと、送料は自分が負担をします。先方に送る費用、自分に送り返してくる費用、両方とも、送料は自分が負担します。そして、部品代が掛かります。リールを分解した結果、どのベアリングを交換するか？ギアの交換はするかどうかなど、業者から相談があります。大抵の場合は、ベアリング交換で済みます。ベアリングは、1つ数百円ですから、それほど大きな価格ではありませんが、ドライブギアと、ピニオンギアの交換が必要になると、部品代で数千円します。ドライブギアとピニオンギアはリールの心臓部です。この2つのギアが劣化すると巻き心地がとっても悪くなり、ギアが削れてくると、リールの巻取りが出来なくなります。ドライブギアとピニオンギアの交換を求められた場合は、交換することをオススメします。ドライブギア、ピニオンギアを交換するまでも無く、グリスアップで対応できるのなら、費用を抑えられます。ドライブギア、ピニオンギアの交換が必要か、グリスアップのみで充分か業者に相談してみましょう。

画面左がドライブギアで、画面右がピニオンギアです。

リールをオーバーホールに出して完了するまでの時間

リールをオーバーホールに出して、リールが戻って来るまで、私の場合（ヤフオク出品リールのオーバーホール業者）は、約10日掛かりました。シマノやダイワにオーバーホールを出せば、もっと早く、対応をしてくれるかもしれませんね。しかし、私は、ヤフオク出品オーバーホール業者に満足しています。作業工程の画像を送ってくれて、部品交換の部分も丁寧に説明をしてくれました。都度、メールでやり取りし、細かくレスポンスしてくれたので安心でした。完了まで10日間は長いですが、オーバーホールに出したリールは、元々、サブ機だったので、リールをオーバーホールに出している間も、週末釣りに行ってました。

リールのオーバーホールは必要か必要では無いか？

リールのオーバーホールは必要か必要では無いか？と言うと、アングラー個人の主観になりますね。今のリールは、釣行後、リールのメンテナンスを行っていれば、壊れることはほとんどありません。自分でできるリールのメンテナンスは限られてきますが、リールのメンテナンスは簡単にできますので是非、チャレンジして見て下さい。
リールのメンテナンスでオイルを注入する箇所はわずか4箇所だけ
リールをメンテナンスしても、リールの巻き心地がおかしければ、ギアが磨耗しているかもしれませんので、ドライブギアとピニオンギアを交換する必要がありますね。ドライブギアとピニオンギアの交換が必要かどうかは、リールを分解しないとわからないので、オーバーホールが必要になります。自分でリールを分解することもできますが、オススメしません。リールを分解して、元に戻せなくなったら、時間がもったいないので、リールの分解は業者にお願いしましょう。